草木の特徴
キンモクセイ
高さ | 約5m~8m |
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剪定時期 | 3~4月 |
肥料の時期 | 2~5月 |
花が咲く時期 | 9~10月 |
適切な剪定時期
キンモクセイの剪定は3月から4月前半に行うことをおすすめします。この時期を逃した場合は、秋に花を楽しんだ後に軽い刈り込みを行う程度にとどめましょう。冬に大きく剪定すると、木そのものが弱ってしまいます。
キンモクセイの花芽は秋の開花に向けて夏に発達します。また、開花後にも活発に光合成をおこなって、翌年生長するための栄養を貯えようとするので、この特徴を知っていれば自然と剪定は3~4月になります。
肥料について
2月~3月に施肥をして、4~5月の追肥で新芽の季節の生長を助けます。また、8~9月に肥料を与えれば花の咲き具合をサポートできます。
水やりは、地植えですでに落ち着いている場合は自然の降雨に任せ、夏に日照りが続いた時に与える程度で良いでしょう。植えてからの期間が短い株には、土が乾いたら水やりするよう注意してください。鉢植えは年数に寄らず土が乾いたら水やりするようにしましょう。
花の咲く時期
キンモクセイの花は9~10月に咲きます。キンモクセイならではの良い香りが漂うことで、秋を感じる人も少なくないでしょう。愛らしいオレンジ色の小さな花が房状に咲きますし、濃い緑の葉とのコントラストもキンモクセイを育てる魅力です。
剪定方法について
高さを抑えた切り戻し
樹高が高くなり過ぎないように、枝先から50cmくらいの位置で切り戻します。その際、枝分かれしている部分の根元で切るが良いです。
不要な枝を間引いていく
枝葉が密集していると、風が通りませんし日照も足りなくなるので、病害虫が増えたり木が弱ったりします。不要な枝を間引きするとそのような事態を回避できます。切り取る際は、交差する枝や太く長い枝のほか、形状的に混みあった枝などに集中して間引いていきます。
枝先を少し残して切り詰める
花が咲いた枝に対して、枝先から2~3つ程度節を残して切り詰めると、株全体の形状を維持しやすくなります。また、新芽ができやすくなる利点もあります。