草木の特徴
冬
柿の木
高さ | 約2m~5m |
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剪定時期 | 11~2月 |
肥料の時期 | 2月/6~7月/10月 |
花が咲く時期 | 5~6月 |
適切な剪定時期
柿の木の剪定は、秋から冬(11~2月)に行うことをおすすめします。実の収穫を10月頃に行って、葉が落ちたら休眠期に入るので、剪定に適しています。この時期なら枝を落としても樹木としての生長に支障がありません。
その後、春の訪れとともに休眠が終わって、新芽が伸び始めます。このとき枝葉が密集しているようなら、6~7月くらいに集中した部分だけ切ってあげると良いでしょう。
肥料について
柿への施肥は年3回、2月と6~7月、10月に与えることをおすすめします。2月と10月は緩効性化成肥料か有機質肥料が良いでしょう。6~7月にカリウムが多い肥料を与えることで実の甘さが増します。
花の咲く時期
柿の花が咲くのは5~6月頃です。花の色は白か黄色で、厚めの花びらが巻いている形状が愛らしいので、ぜひ鑑賞してみてください。柿の木には雌雄同株の品種と、雌雄が別のものがあります。雌雄同株の場合、1本の木に雄花と雌花が咲く特徴を持っています。
剪定方法について
柿の木を剪定する際は、幹から45度の角度で生えた主枝を3~4本活かすと日照が良くなります。また1本の主枝から出る亜主枝は2本ずつ残します。この要領で、3年目を超えて大きくなった株を剪定していくのが理想的です。
上記の剪定の後は、枝葉が密集した部分や色が悪い枝、表面に毛がある枝を落とすことで、実に栄養分が送られやすくなります。また、それぞれの年に伸びた枝を過剰に切ると、実がならないので注意が必要です。