草木の特徴
春秋
ツゲ
高さ | 約2m~5m |
---|---|
剪定時期 | 6月/9月 |
肥料の時期 | 3~4月 |
花が咲く時期 | 3~4月 |
適切な剪定時期
ツゲの剪定は年2回が基本で、春からの生長が落ち着く6月頃と、寒くなって休眠に入る前の9月頃がおすすめです。6月の剪定では全体のシルエットを整えるように剪定します。この時期なら枝を思い切って切っても新芽が生えてくるので安心感があります。
9月の剪定では6月以降に伸びた部分を切ることで全体の美しさを保つことができます。
肥料について
施肥は2月頃に行います。株の近くに20cm程度穴を掘り、緩効性固形肥料か油かす、または腐葉土や堆肥に周辺の土を混ぜ込んだものを入れてください。地面を掘るときには根に傷をつけないように注意しましょう。
水やりについては、地植えであれば植えてから1年くらいは様子を見ながら水やりをし、それ以降は特別に乾燥しなければ雨水だけで十分です。
花の咲く時期
ツゲの花が楽しめるのは3~4月です。花は小さく、淡い黄色です。中心に雌花が咲き、その周辺に雄花が複数咲くことが大きな特徴です。
剪定方法について
地植えのツゲは、「玉づくり」という仕立方法で剪定するのが一般的です。その際、大きい部分は刈り込みバサミを使い、細部は盆栽バサミを使って剪定を行います。。また、上から下に向かって刈り込み、無駄なくきれいに仕上げていきます。
ツゲは上側に生長していく傾向が強いので、上下を均等に刈り込むと、重心が上部に寄ってしまい、台風など風が強いときに折れやすくなります。そのため、上部を多めに刈り込んで下側は控えめにしておくことを心がけます。