草木の特徴
冬
モミジ
高さ | 約5m |
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剪定時期 | 11月~2月 |
肥料の時期 | 12~1月 |
花が咲く時期 | 4月 |
適切な剪定時期
モミジの剪定は紅葉が終わってからの寒い時期、11~2月に行うことをおすすめします。
もし、この時期に剪定ができなかった場合は、春から7月上旬までに、日当たりと通風を良くする程度にとどめましょう。いわゆる「透かし剪定」で、大きな枝はあまり切らず、余分な枝や内側に伸びた枝を切っていくイメージです。
肥料について
モミジの施肥に適しているのは12~1月、いわゆる寒肥です。この時期は休眠に入っているので肥料焼けのリスクがありませんし、春までに樹全体に栄養が行きわたるので、この寒肥で1年の生長が決まると言っても過言ではありません。肥料の種類としては窒素肥料がおすすめで、寒肥が与えられていれば他の時期には必要ありません。
ただし冬の施肥をできなかった場合は5~6月に与えるようにして、9~11月は避けてください。秋に肥料を与えるとせっかくの紅葉が楽しめません。土地がやせていることで葉が赤くなっていきますし、秋に施肥を行うとむしろ寒害を受けるリスクが高まります。
花の咲く時期
紅葉のイメージが強く、派手な花が咲くわけではないモミジですが、4月頃に小さな花が房状に咲く姿は美しいので、ぜひ楽しんでください。
剪定方法について
モミジの剪定に適した時期は年に2回あり、7月初旬か11月~2月の寒い時期です。特に11月の剪定は樹形を整えることに向いています。まず全体の形状をイメージして、邪魔な枝を落としていくのがコツです。11月以降でも冬の間は休眠しているのでしっかり剪定ができます。
7月初旬も剪定できますが、夏は大きな剪定には向いていないので、枯れた枝を除去するつもりで切っていきます。