草木の特徴
冬夏
モッコク
高さ | 約5m~15m |
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剪定時期 | 6~7月、11~12月 |
肥料の時期 | 2月 |
花が咲く時期 | 6~7月 |
適切な剪定時期
モッコクの剪定に適した時期は年に2回あり、6~7月と11~12月がおすすめです。6~7月は花の季節が終わった後で、11~12月は樹が休眠に入る前です。2回剪定する前提でバランスを整える方法もありますが、無駄な枝葉が少なければ年に1回でも問題ありません。上記の時期以外は、せっかくの花芽を落とす可能性があるので避けた方が良いでしょう。
肥料について
モッコクは問題なく育っていれば、特に肥料を必要としません。しかし、樹勢が弱いときや生長が遅いようであれば、2月頃を目安に、堆肥、または骨粉と油かすの混合したものを、株元に与えてください。
水やりについては、基本的には自然の降雨に任せて問題ありません。ただし暑い時期に雨が降らず地面が乾燥しているようであれば、意識的に水やりをしてください。
花の咲く時期
モッコクの花の時期は、6~7月です。花自体も美しいですが、香りの良さが大きな特徴です。また、花の後には丸くてかわいらしい実がなる点も見どころです。
剪定方法について
モッコクの剪定は、樹形についてはある程度整える程度にとどめ、日当たりや風通しを良くするための「透かし剪定」が向いています。枝葉が茂る特徴を持っているので、ある程度スッキリさせることで健康状態を維持しやすくなりますし、病害虫の予防もできるのです。
花が楽しめるように枝を残し、不要な枝のみを切っていくこと、全体のバランスを整えることなどを意識して剪定していきます。ちなみに、枝を大きく刈っていく「刈り込み剪定」は向いていないので基本的には適用しません。