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植木屋青庭

草木の特徴

ハナミズキ

高さ 約10m
剪定時期 11~3月
肥料の時期 7月
花が咲く時期 4~5月

適切な剪定時期

ハナミズキの剪定時期は、11月から3月頃と幅がありますが、おおむね寒い時期と考えて良いでしょう。冬は成長が止まりますし、葉も落ちるので剪定のダメージをほとんど受けません。また、春に咲く花芽がわかりやすいので、花芽を切ってしまうリスクも回避できます。夏に剪定をすると樹にかかる負担が大きいので避けた方が無難です。

 

肥料について

2月頃までに固形の骨粉入り醗酵済み油かすを元肥として与えてください。または花の後の8~9月にも同様の肥料を与えることをおすすめします。水は、暑い時期のみ朝夕与え、それ以外は土が乾いた時を目安にしてください。

 

花の咲く時期

ハナミズキの開花は4~5月ですが、特に注目すべき時期は4月の中頃から4月末頃までです。一見花弁に見えるのは実は「苞(ほう)」と呼ばれる部位ですが、白やピンクで美しいので多くの人に好まれます。

ハナミズキは花の季節が終わって秋になると実がつき、少しずつ赤くなっていく姿を楽しむこともできます。さらに、秋の終わりころからは紅葉も見事です。このように一年を通して楽しめることから、ハナミズキをシンボルツリーとして植える家も多数あります。

 

剪定方法について

ハナミズキの剪定は、まず全体の理想形を決めることと、高さをイメージしながら主幹を選ぶことから始めます。理想とする高さより少し低めを意識して、上部は枝元で主幹を切っていきます。その後はある程度自然に任せながら、全体像を見ながら不要な枝や枯れた枝を落としていくように剪定を進めます。