草木の特徴
冬
シャラ
高さ | 約10m~15m |
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剪定時期 | 12~2月 |
肥料の時期 | 7月 |
花が咲く時期 | 6月 |
適切な剪定時期
シャラの木の剪定に適しているのは12月~2月です。この時期は葉が落ちて休眠に入っているので、剪定のダメージがほとんどありません。シャラの木の剪定はこの時期以外は適しておらず、枯れることもあるので注意が必要です。シャラと言えば「沙羅双樹」とも呼ばれて寺院に多く植えられています。6月頃の開花も見ものですが、秋の紅葉も美しい樹木です。
肥料について
シャラへの施肥は、健康であればあまり意識する必要はありません。もし勢いが弱っているようなら、寒肥として2月に腐葉土や堆肥、油かすを与えるか、8~9月に緩効性肥料を与えてください。
水やりは暑い時期には毎日与え、それ以外の時期は土の表面が乾いた時に与えてください。乾燥する時期には枯れる可能性もあるので注意が必要です。
花の咲く時期
シャラの開花は6月頃で、花は白いですが形状はツバキに似ています。ふわっと広がる白い花びらに黄色い花芯の色合いが見所です。
剪定方法について
シャラの木の剪定は、全体像を大きく変えるのではなく、日当たりや通風を考える「透かし剪定」が基本です。特に気を配らなくても樹形が美しいことを特徴とする樹なので、重なった枝などを取り除く程度で良いのです。むしろ、枝を多く切りすぎると、全体が寂しい感じになります。そのため、ある程度切ったら少し離れて見るなどして、全体的な姿を確認するようにして剪定を進めます。