草木の特徴
夏春
シマトネリコ
高さ | 約10m |
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剪定時期 | 3~4月上旬、8~9月上旬 |
肥料の時期 | 2月 |
花が咲く時期 | 5~7月 |
適切な剪定時期
シマトネリコの適切な剪定時期は、暖かさが増してくる3月と、花の季節が終わった8~9月の2回です。樹としては丈夫な種類ですが、剪定の時期を間違うと弱ってしまうこともあります。上記の二つの時期が基本ですが、伸び過ぎた枝を軽く切ったり、樹形を軽く整えたりする程度ならそれ以外の時期でも構いません。ただし、大きく刈りこむようなことは避けてください。
肥料について
シマトネリコは基本的に多くの肥料を必要としない特徴を持っています。地植えであれば2月頃に寒肥として、有機質肥料を株元近くに埋める程度で十分です。それ以外に肥料を与えるのは、むしろ過剰になります。肥料が多すぎると、肥料焼けで樹勢が衰えてきますし、枯れてしまうことすらあるので注意が必要です。
水やりについても、植えて3年以上たっていれば、天然の降雨のみで構いません。ただし、植えてから1~2年程度は水を切らさないように与えてください。
花の咲く時期
シマトネリコの花は、5月後半から7月前半が時期です。木として雌雄の区別があり、雄の木であれば花は見られません。雌の木は小さく白い花を咲かせた後、白いさやを付けます。
剪定方法について
シマトネリコを剪定する場合、成長が見込めない枝を選んで、生えぎわから切るように心がけてください。樹高を伸ばしたい場合は、高さを見ながら新しい枝にそろえていきましょう。樹高が十分であれば毎年切り落とし剪定をして、日当たりと通風を保つための間引きを行ってください。