草木の特徴
春
ドウダンツツジ
高さ | 約1m〜2m |
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剪定時期 | 5月~6月 |
肥料の時期 | 5月~6月/2月~3月 |
花が咲く時期 | 4月~5月 |
適切な剪定時期
ドウダンツツジは、花の季節が終わる5~6月頃の剪定をおすすめします。この時期に剪定すると、翌年の花となる花芽に支障がありませんが、夏を迎えてから剪定をすると花芽を切ってしまうことになるからです。また、「夏から秋に伸びた枝をきれいにしたい」と希望される場合、紅葉を終えた12月頃に一度お手入れをすると良いでしょう。
一方、「紅葉は楽しみたいが、花には特にこだわらない」というお客様であれば、剪定の季節は選びません。
肥料について
ドウダンツツジに肥料を与える時期は、開花期が終わる5~6月と、2~3月の2回が適切です。種類としては急激な効果があるものより緩やかなタイプがおすすめで、固形の油かすも有効です。窒素の含有量が多いタイプを使うと葉の生長は良くなりますが、花を楽しみたい人には向いていません。
水やりについては鉢植えであれば、土の表面が乾いていたら与えるようにしましょう。地植えであれば基本的には不要ですが、雨が降らず、乾燥が続く場合に与える程度で十分です。
花の咲く時期
ドウダンツツジの開花は4~5月です。
花が赤いベニバナドウダンツツジや、花が白いサラサドウダンツツジも開花の時期は同様です。
剪定方法について
ドウダンツツジの花を楽しみたい場合は、剪定の際に風の通りがよくなることを意識した剪定を行います。枯れていたり、突き出ていたりする不要な枝を切るように心がけながら剪定していくのがコツです。また、枝はできるだけ根元から切った方がナチュラルな形状を維持できます。
生垣としてドウダンツツジを楽しむケースであれば、全体のシルエットを意識して、丸みを活かすか四角にすることが一般的です。花を意識しないのであれば、剪定の時期は特に気にする必要はないので、生長を見ながら定期的に刈り揃える場合もあります。